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海老名市では、すでに、缶、瓶、紙、布、ペットボトル、容器包装プラスチック、使用済み廃食油、電池、蛍光管などの資源化、また粗大ごみの一部再利用が行われるなどゴミの分別が進んでおり、18年度の資源化率は40%です。
しかし、可燃ゴミごみについてはどうでしょう。平成12年度を100とし、10年後には、半減する、つまり50パーセント削減するという大きな目標を掲げ、これまで取り組んできましたが、18年度家庭ごみだけでは、19%削減に留まりました。今後さらに削減するためには、分別を徹底するだけでは困難です。組成分析重量比で過半数を占め、リサイクルが可能な剪定枝と生ごみ類へのアプローチが必要です。
そこで1点目としてお尋ねします。
第4次総合計画・実施計画の中に、有機性廃棄物の循環利用として、「生ゴミ、剪定枝等の有機性廃棄物の効率的な循環システムを構築します」とあり、今年度は、有機性廃棄物施設整備調査研究となっています。生ゴミ・剪定枝などのリサイクル化、循環システムの構築が盛り込まれており、期待するものであり、この視点は必要不可欠です。
実施計画の内容だけでは、見えてきません。市として、どのように取り組んでいかれるのか、具体的にお尋ねいたします。
2点目として、剪定枝のリサイクルについて、お聞きします。
まず、実際に出かけて現場を見ることで、匂い、音などを体験する事が重要であると考え、4月に日野市、立川市の剪定枝資源化の現場を見学してきました。
日野市は、市内20ヶ所の公園で、日時を決め、回収をしています。決められた公園へ、直接チップ化できる車両を持って行き作業をします。すでに持ち込まれた剪定枝をチップ化していると、徒歩、自転車、車で持ち込んで来る市民がいます。チップ化したものは、希望する市民にその場で分けたり、野鳥観察園へまいたりしています、堆肥化施設はありませんが、剪定枝をチップ化し燃やさない仕組みに取り組んでいます。
もう1ヶ所の立川市は、自前の堆肥化施設を総合リサイクルセンター内に持っています。平成15年8月から取り組んでおり、家庭・街路樹などから発生した剪定枝を引き取り、細かく粉砕し、これに、市内の小中学校などから出た給食の生ゴミを処理したものと混ぜ合わせ、堆肥の素として農家を中心に市民へ無料で提供しています。
当日も、剪定枝を、トラックで持ち込み、帰りには、空いた荷台に堆肥を積んで行く農家の方にお会いしました。お話を伺うと、堆肥は持ち帰って畑の隅で寝かせてから使用している、花き、野菜なんにでも使っているということでした。
その他、一般の方にも尋ねました、「田んぼを畑に改良したので、土地改良剤として入れ始めて、随分経つが、良い畑になっている。時々来ているが、助かる。」と話され、定年退職後の趣味の一つとして取り組んでいられるようでした。
ここの特徴は、なんと言っても、破砕された、剪定枝の細かさです。1次破砕で20cm程度に粗く破砕し、2次破砕で8mmと細かくしています。シュレッターのような機械と職員の方は例えられていましたが、使いたくなる堆肥、使い勝手の良いものにする事は、堆肥化する上で大変重要な点です。この施設は公設民営で、民間委託し、コスト抑制も図っていました。
立川市では、「使えるゴミは再利用する」という姿勢で取り組んでいます。まだ、収集方法に課題は残るものの取り組む姿勢については、学ぶべきものがあります。
綾瀬市でも、7月からモデル地区を決め剪定枝のチップ化の実証実験に取り組み始めます。3ヶ月間試行して、改善点があれば、また3ヶ月試行、なければ拡大し、全市で取り組む方向です。
それぞれの自治体で試行錯誤しながら、チップ化であったり、堆肥化であったり模索しながら、事業化してきた経過があります。可燃ゴミの減量化を図るために、剪定枝をリサイクルし、自然に返す仕組みづくりに取り組んでいます。市でも、海老名市にあった方法を検討し、具体的に着手していただきたいと考えます。いかがお考えでしょうか。伺います。
3点目として、平成14年6月議会での神奈川ネットワーク運動前議員三谷裕美子の一般質問「剪定枝の再利用について」に対して、「チップ化につきましては、積極的に公園での再利用を進めてまいりたい」・「剪定枝等についてはこれを分別収集して、一括して堆肥化を含めて資源化していくことが必要であり、事業化に向けての検討を急ぎたいと考えております」という前向きな答弁でした。その後、どのような検討がされたのでしょうか?
これまで、優位性は認めるものの、事業化されて来なかった理由について具体的にお伺いいたします。
地球温暖化防止のため、燃やすゴミの資源化を図り、できるだけ燃やさない仕組み、可燃ゴミの減量化を推進すること、そのことと同時に発生抑制を推進する事が必要ですが、まずは、取り組みやすい、剪定枝のリサイクルを進めるべきと考え質問をしました。
そして、「えびなの森創造事業」、即ち12万5千本を合言葉に植樹をして行こうという計画があります。緑が増えることに賛同するものですが、植物です植えっぱなしという訳にはいきません。成長を楽しみながら手入れをするものです。今後剪定枝も大量に排出されると考えます。えびなの森創造事業と一緒に剪定枝リサイクル事業の取り組みを進めていただきたいと考えます。 |